GW2012 Part2 重須にて
2012年05月04日 西風力5 宇久須〜重須 18.8マイル

碧南軍団を見送り重須に帰港。まだまだゴールデンウィークは続く
 

2012年05月04日

天気晴朗なれども波高し。宇久須の湾内は洗濯機状態

セールをあげるときだけは風に立てなければならない。この波だからボンボン叩かれる。下田を出てからずっと3ポンにリーフしたままだ 
走り出してしまえばこちらのもの。10mの西風をアビームに受けながら気持ちよくセーリング。3ポンはとても小さなセールだがこれで充分

何杯か見慣れないヨットが南下していく。ゴールデンウィークで西伊豆に遠征している船がそれぞれの母港に向かっているのだろう 
昨日は北上中、雲見岩を越えたとたんに風が一段落ちた。今日は土肥湾を過ぎるころぱったりと西風が治まった

風力2〜3、リーフを解きセールをフルに張替える
重須港内はからりと晴れて、爽やかな初夏の風景 

そこそこに船は来ているが悪天候のためかゴールデンウィークにしてはすいている

弁天桟橋、モニカさんの後ろに舫った 

SANTAとZがヨットハウス前にもやっている。昨晩「仁科にいる。松崎で合流してマゴチャを食べないか」とメールをもらった

夕べの仁科はひどかったそうでほとんど眠れず、朝一番で逃げてきたそうである。潮が高く、Zは岸壁に打ち上げられるのではないかとヒヤヒヤしたそうだ
4杯9人で修善寺「やまびこ」へくりだす

修善寺メインストリートの蕎麦屋は昼時を向かえどこも長蛇の列。山中に入った「やまびこ」の駐車場もそこそこ混んでいたが、先発5人がテラスの良い席を陣取ってくれていた
野菜の突き出し、がんもどき、山菜の天ぷら、山生姜

やまびこの魅力は蕎麦はもちろんだがこの野菜だ。連日の深酒で疲れ気味の胃腸がきれいになっていくと実感できる 
メインディッシは自然薯とろろそば。私は大盛りでオーダーした

これを喰ってしまうと他の店でとろろ蕎麦が喰えなくなってしまう。麺に自然薯を絡みつけ汁にちょこっと浸して流し込む 
帰り道はKAWAMURAさんの案内で達磨山ドライブ。絶景だよとということばの通り、展望台に立つと大瀬から重須までが一望の下になる。ほどよい風が海面を走っている

位置的には淡島と長井鼻を結ぶ線の上にあるのだろうか。これで富士山が現れたらものすごいパノラマになる 
さらに土肥方面に走ると瞽女(ごぜ)の展望台。ここからは戸田の湾が見下ろせる

ここから見る限りでは駿河湾西部もそんなに吹いているようには見えないが、実際は板子一枚下は地獄の世界だったようだ 

船に戻って朝から始めていた洗濯の続き

連日の雨でじっとりした寝具をついでだからと全部洗った。どんたくさん置き土産の洗濯機ではドラムが小さく水流ができず、自動洗濯機にならない。それでも洗槽で手もみ洗いができるだけずいぶん楽だ 
毛布二枚、寝袋三枚。びっくりするくらい黒い水が出てきた。汚れを落とした寝具はさらさらふわふわになった。洗い立てのいい匂いがする

脱水ができないので乾くだろうかと心配したが、初夏の日差しと程よい風がみるみる乾かしてくれた 

2012年05月05日

モニカで朝ごはんに呼ばれる

何日かクルージングで出かけると自然と早寝早起きになる。夕べも寝たのは2100をまわったころ。朝日とともにすっきり目覚め、お腹がすいてくる
モニカ特製ホットサンド

具はハム、玉ねぎ、とろけるチーズ。玉ねぎは生のまま使い蒸し焼きにするのがコツだそうである

ホットサンドトースターが欲しくなってしまった。どこかで探してこよう
そしてお昼は貝殻亭。初めてテラスに案内された

ゴールデンウィーク忙繁期、大好きな生イカ丼は売り切れ。今日は白身魚丼をオーダーしてみた

日差しの下で食べる貝殻亭も一味違う 
ゴールデンウィークで初めて富士山を見る。雲ひとつない青い空に白い頂が映える

碧南軍団の皆さんもこの日の富士を見ることができただろうか

今年は実に多くの船と一緒に遊べた。天気が悪かった分、呑み三昧喰い三昧温泉三昧。風向きも味方して帆走する時間もたっぷり取れた

社会復帰の道は険しい 

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